可愛げのある人は、何かと得をします。その理由は人が近付きやすくなるからです。
人が近づきやすい人は、仕事が忙しい時に助けてもらったり、役に立つ情報が集まったりして、実力以上の成果を出しやすくなります。また、遊びのお誘いもあったりして、公私とも充実した生活が送れるようになります。
反対に「自分は人より優れている」という雰囲気を出している人は、近づき難くなるので、孤独になりがちです。そのため、仕事とプライベートの広がりが限定的になります。
では、どうすれば可愛げを身にまとうことができるのでしょうか?
中島孝志著「ウケまくる!技術」に、今日からできるテクニックが紹介されています。
それは、「意識して失敗談を話してしまう」ことです。
「昨日風呂の水を出しっぱなしにして、妻にひどく怒られましたよ」
「さっきスーパーのレジで小銭を床にぶちまけてしまって、清算に時間がかかってしまい、後ろの人に白い目で見られました」
など、失敗談を話すことで、相手に「この人でも少し抜けたところがあるんだな」と安心感を与え、可愛げを感じられます。
なお、失敗談をするときの注意するべきポイントは、絶対に武勇伝としてのオチをつけてはいけません。そうすると自慢話に終わってしまい、せっかく相手が感じてくれた可愛げが打ち消されるだけでなく、マイナスのイメージを与えてしまいます。
失敗談を話すことで、もう一つおまけがついてきます。それは、肩肘を張って格好を付ける必要がなくなるので、人生を楽に送ることができます。
失敗談を話すことはメリットだらけですね。簡単に実行できるので、是非お試し下さい。