幸福感を感じる、簡単すぎる方法

「自分は人より劣っている」、「毎日が面白くない」など、ネガティブな考えにとらわれているあなたに、簡単に幸福感に満たされる方法を紹介します。

まず、岸見一郎・古賀史健著「嫌われる勇気」で定義されている幸福の条件を紹介します。

それは、「自分の力を発揮できていると感じ、それが人の役に立っていると感じていること」です。

つまり、人に対する「貢献感」を感じていることが幸福ということです。

「貢献感」が幸福につながる仕組みについて深堀りします。

人は感謝の言葉を聞いたとき、自らが他者に貢献できたことを知ります。人は「わたしは共同体にとって有益なのだ」と思えたときにこそ、自らの価値を実感できます。

もっとも、他者貢献は、目に見える貢献でなくてもかまいません。人から感謝されなくても、「わたしは誰かの役に立っている」という主観的な感覚を持てればいいのです。

あなたがどんなことをしていても、たとえあなたを嫌う人がいようと、「他者に貢献するのだ」という思いさえ失わなければ、迷うことはないし、何をしてもいいのです。

「私は不幸だ」という考えに取りつかれている人は、「自分だけ」幸せになりたいと思っているのではないでしょうか？

視点を変えて「人の役に立ちたい」と思うだけで、幸福への扉が開くでしょう。

「貢献感」をより強く感じることができるようになるには、「貢献日記」がお薦めです。夜寝る前に人の役に立ったと感じたことをノートに書きましょう。

「同僚の荷物運びを手伝った」など、些細なことで構いません。書くことによって「貢献感」が強く頭にインプットされるのです。

３週間続けたら習慣になり、ノートを書く前と比べて格段に幸福感を感じることができるでしょう。

簡単ですが、効果の高い方法なので、是非お試しください。