仕事の処理スピードが速くて、かつ正確。プレゼンをすれば立て板に水のように説明が明解で、企画が通りやすい。記憶力も強く、5年前のことまで細かく覚えている。そのよう切れ者の人を見て、「自分もあの人のようになりたい」と、思っているあなた。
それだけでは人間的魅力を持つには十分ではありません。
頭が良いけど、いつもむっつりしている人には、近寄り難い印象を与えます。ましてや、人を批判するような性格だと、「仲良くなりたい」とか、「力になってあげたい」という気持ちにはならないものです。
では、どんな人が魅力的なのでしょうか? 「超約ニーチェの言葉」に、人を惹きつける魅力を身に着ける秘訣が紹介されています。
「シャープでスマートだけではいけない。鈍くさいところも必要だ。シャープでありながら鈍くさいところもあることによって、愛嬌があるように見られて、人に好かれるようになるし、誰かが手伝ってくれたり味方になる余地も出てくる。そして、切れるだけのときよりも、ずっと得をすることになる。」
歴史上で最も頭が良い人の一人に挙げられるニーチェの言葉なので、重みがあります。
少し抜けたところのある人のほうが、他の人が近づきやすく、有益な情報を持ってきてくれたり、見分を広げられる遊びに誘ってもらえるなど、チャンスが舞い込み、豊かな人生を送ることができるのです。