人物を測るシンプルな3つのポイント

仕事のスキルを上げて、それに見合う地位や収入を得ようと頑張るのは、達成感や自己重要感を満たし、余裕のある生活を送るために大切なことです。

一方で、紆余曲折のある人生を悠々と過ごせるように、人格を磨くことも重要です。

「『人格を磨く』と言っても、いったいどんな人物像を目指せばいいのか分からないよ」

というあなた。

谷沢永一著「人間通」に、3段階の人格ランキングが以下のように紹介されており、「人格者」の人物像が明確に示されています。

第一種

己の器量と業績を冷静に自己評価し、十分な満足感を持って自認自足している。いちいち自分の才能と功労を言い立てて自己宣伝しない。

これが人格者と賞揚しうる好い眺めである。

 

第二種

けたたましく騒がしいチンドン屋である。誰も認めてくれず褒めてくれないものだから、自分をクローズアップすべくさまざまな舞台装置をしつらえる。

 

第三種

いちばん厄介で始末に困る。黙々と励んで時世時節を待つのでもなく自分を売り出そうと企てるのでもなく、遠く近くの多少とも関係ある他人の群像を罵倒して自ら高しとし、快とする当たり散らし屋である。

第二種や三種に当てはまる人は、どこの組織にもいますね(笑)。

あなたは彼らを反面教師として、第一種の人物になるように、精進しましょう。

第一種の人格を身に着けるには、まずは「自分はこれが好きで得意だ」というスキルを一つ決めて、毎日磨き続けることが必要ですね。

そして、最も大切なのは、成果を挙げても自慢しないように心がけることです。

このような人物像を目指すことで、仕事が楽しくなり、周囲の人が近づきやすく、頼りになる、職場になくてはならない存在になれるでしょう。

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