会社内でスターになる人の、共通した特徴

大きなプロジェクトを成功させて莫大な売上をたたき出したり、組織や仕事のやり方を改革して効率化を図って経費を削減し、利益率を飛躍的に上げたりするといった、スター的な存在の人を見て、

「私も仕事をしている限りは、あの人のようになりたいけど、生まれつき素質が違うから、無理だわ」

と、あきらめているあなた。

素質ではないので、大丈夫です。

日垣隆著「ラクをしないと成果は出ない」に、社内でスター的存在になる人に共通する特徴が以下のように述べられています。

会社に認められなくても、個人として商売道具になるものには金を惜しまない。

 

これくらいの気概がないと、社内で伸びていくことは難しいし、将来独立することも不可能である。

 

投資の中で、一番効率がいいのは、自分の仕事への投資である。

仕事を進めるのに必要な道具や資料は、会社の経費で購入するのが基本です。

しかし、近年、仕事にはスピードが求められている中で、緊急に必要なものが出てきた場合、それが会社の経費で購入することが認められなかったり、決裁手順が煩雑で、購入に時間がかかるので間に合わないといったケースを、あなたも経験したことがあるでしょう。

そのような場合、組織内でスター的な存在の人は、高価なものでない限り、自分のポケットマネーで物品を購入します。

少々自分の財布に影響があっても、自分が担当している仕事の成果を上げることを考えます。

私の経験でも、これまで組織の中で一目置かれている人のほとんどは、仕事を進めるために必要で、すぐ手に入れたいものは、自腹を切って購入していました。

端的に言うと、ブランドになる人は、仕事に関してはケチではないということです。

こうして仕事の成果を上げると、組織内での存在感が大きくなり、上司からも認められ、昇進・昇給し、結果的に自腹を切った以上の収入につながるのです。

よって、仕事で自腹を切ることは、投資とイコールになるのです。

なお、仕事に関する投資として、最もコストパフォーマンスが高いのは、やはり自分の仕事に関連する本を購入することです。

ほとんどの本の値段は2000円弱です。この程度の値段で、あなたと同じ職種で一流の人の仕事術を学ぶことができるので、まさにローリスク・ハイリターンの投資です。

普通のサラリーマンなら簡単に捻出できる額です。是非実行してみて下さい。

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