書店に立ち寄ったら、今あなたが向き合っている課題の解決に役立ちそうなビジネス書を見つけたので購入。
家に帰ってご飯を食べたら、本を開くのがおっくうになって、翌日から忙しい日常に気が取られ、本の存在を忘れて、読まずじまい・・・
そのような経験はありませんか?
読書は直接会おうとしても会うことができない賢人の言葉が聞けて、より良く生きるヒントを与えてくれる、最もコストパフォーマンスの高い投資です。
せっかく買った本を読まずに放置するのは、非常にもったいないことです。
高島徹治氏は著書「すぐに役立つ勉強の技術」で、ビジネス書の速読のコツを次のように紹介しています。
一冊の本の中で重要な部分は、まず前書きや、あと書きにさっと目を通すと見つけやすい。次は目次に目を通すこと。
ビジネス書は活用するものなので、著者が一番伝えたいことや、今のあなたに必要な部分だけを飛ばし読みをするだけで元を取ることができます。
ビジネス書は一般に300ページほどのボリュームなので、飛ばし読みすべき箇所を見つけにくいと思う人もいるでしょう。
しかし、「前書き」「あと書き」「目次」がガイドになってくれます。
「前書き」と「あと書き」には著者が最も主張したいことがコンパクトにまとめられています。
「目次」は地図のようなもので、著者の主張が書かれてあるキモ部分や、あなたの知りたい情報が何ページにあるかが書かれています。
読みたいページをピックアップして飛ばし読みをすれば、今のあなたに必要な知識が手に入り、読書の目標を十分に果たせます。
さらに、段落の最初と最後の一文に重要な情報が書かれていることがほとんどなので、そこだけを読めばあっという間に読了できます。
「そんな本の読み方はもったいない」という方もいると思いますが、最初から最後まで読むつもりでいると、まとまった時間ができるまで開かないことになりがちなので、結局1ページも読まずに終わってしまいます。
それよりも、部分的にでも本の内容に触れるほうが、100倍以上あなたの人生に良い影響をもたらしてくれます。
そう、ビジネス書は新聞を読む感覚で飛ばし読みすればいいのです。
このような読み方を習慣にすると、あなたの人生に役立つ知識を加速度的に蓄積できるでしょう。
是非、お試しください。