生涯ツキのある人生を送るための、カギとなる年齢は?

「願わくば、生涯を幸せに、楽しく過ごしたいけど、これまでの鳴かず飛ばずの人生から考えれば、夢物語だよな」

と、あきらめモードのあなた。

あなたの人生を自らコントロールして、好きなことをして生きられるようになる条件があります。

ただし、一定の年齢層の人が対象となります。

その年齢層とは、「20~30代」です。

西田文郎著「人生の目的が見つかる魔法の杖」によれば、20~30歳でがむしゃらになれた人間と、ちゃらんぽらんに過ごしてしまった人間の差が30を過ぎたところで現れます。

がむしゃらに頑張った人間は能力のあるなしにかかわらず、IRA(本能反射領域:生命維持やストレス反応をコントロールしている「脳幹」と、本能や感情が生まれ、潜在的な記憶が蓄えられる「大脳辺縁系」)がヘンな自信を持っています。

自信があるかないかは非常に大きいものとなり、自信のある人間は、間違いなくツイているということです。

「ツイてる」という言葉は、非科学的で、あいまいに感じるかもしれませんが、数多くのプロスポーツ選手やオリンピックメダリストを育てた西田さんの言葉なので、素直に受け取入れて良いでしょう。

また、渡部昇一著「思いを実現させる確実な方法」では、30代の若いうちに何か大きなことをすれば、年をとってからも自分の興味を抑えずに、専門分野以外でも、ものを考え続けることができると語られています。

渡部さんの本業は、大学の英文法の教授ですが、30代で英文法の専門書を著したあとは、歴史、哲学、社会学、人生論と、幅広い分野の本を残しています。

以上のことから、自分の中の「リミッター」を解除して、あらゆる可能性に挑戦できるようになるポイントの年齢は「20~30代」です。

この年代の人で、今の仕事が好きな方は仕事に没頭し、実力を上げましょう。

人から与えられた仕事にがむしゃらになるのはいやだ、と言う人は、趣味をとことん突き詰めて、人に教えられるレベルまで上達しましょう。

人生100年と言われている現在、長い生涯の明暗を分ける20~30代は、人生で最も重要な時期となります。

夢中になれることを探して、没頭しましょう。その後の人生を楽しく生きられるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Verified by MonsterInsights