仕事の生産性を劇的に上げる究極の考え方

「毎日次々と急ぎの案件が飛び込んできて、何とか対応している。数をこなしていくうちに片づけるスピードが上がるはずなんだけど、そうなっている気がしないよ。」

と、自分に不満を持っているあなた。

仕事を優先する順番を見直したら、劇的に成長するかもしれません。

中尾隆一郎著「リクルート流仕事ができる人の原理原則」に、仕事の優先順位の決め方が説明されています。

すなわち、仕事を緊急度と重要度の高低によって4つに分類することから始めます。

そうすると、次の4つのいずれかに分類されます。

1.緊急かつ重要

2.緊急でないが重要

3.緊急だが重要でない

4.緊急でも重要でもない

分類したら、「2」の緊急度が低く重要度の高い仕事から優先的にスケジュール帳に書き入れます。

「えっ、仕事は緊急かつ重要な仕事が一番大事なのでは?」

と、疑問に思うかもしれません。

でも、「1」の緊急かつ重要な仕事ばかり優先していると、締切に追われる毎日が延々と続くことになります。

一方で、「緊急でないが重要」な仕事を優先すると、ずっとやりたいと思いながらできなかったことができるようになるのです。

冒頭の例では、あなたの全ての仕事の生産性や、成果物の質を高める案件を毎日スケジュールのどこかにはめ込みましょう。

例えば仕事のマニュアルの改訂、チーム編成の見直しなどです。

このような案件の性質として、1日や2日で完了できないものなので、継続的に取り組む必要があります。それゆえ、毎日のスケジュールに組み込む必要があるのです。

ちなみに、「緊急だが重要でない」案件は、スキマ時間にサッと仕上げるか人に任せ、「緊急でも重要でもない」仕事はやらないと決めておくと、生産性の高い仕事に集中できます。

余談ですが、この考え方は、私生活での目標達成にも活用できます。実現に必要なタスクを1日単位まで落とし込み、オフの時間のスケジュールに組み込んでおくのです。

例えば、「腹筋のシックスパックを作りたい」という目標があれば、1日のどこかに腹筋のエクササイズをする時間を数十分確保して、毎日取り組みましょう。

実行することで、ムキムキの腹筋を手に入れることができます。

以上、「緊急でないが重要な案件」に毎日取り組みましょう。仕事の成果が上がると同時に、夢の実現につながります。

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