人生・ビジネスに役立つ 賢者の知恵研究所 
どんな人でも、人生の中で一度はつまずきや挫折を感じたことがあるでしょう。例えば、新しい挑戦に取り組んでいる時や、大きな目標に向かって努力しているときに、途中で「もうダメだ」と思ってしまう瞬間があります。
そんなとき、状況を前向きに捉えられる言葉を、トム・ピータース著「サラリーマン大逆襲作戦①」から紹介します。
「もうダメだと思ったら頂上までたどりつけない。だから深刻に考えるより、面白がったほうがいい。」
この言葉には、成功への秘訣が隠されています。
この言葉通りに考えることで、あなたは新しい視点を手に入れることができます。
つまり、挫折や困難を面白がる姿勢を持つことで、ネガティブな感情から解放され、前向きなエネルギーが湧いてきます。その結果、逆境に立ち向かう勇気が湧き、より創造的な解決策を見つける力を身に着けることができます。
心理学的な観点からも、楽しむことはストレスを軽減し、心の健康を促進します。困難な状況でもユーモアを見つけることは、問題解決能力を高めるとともに、自信を育む要因となります。
そして、「頂上までたどりつけない」ことへの焦りを捨て去り、楽しむことで長期的な目標に向かうエネルギーが湧きあがるのです。
例えば、新しいプロジェクトで行き詰まっている時に、「もうダメだ」と感じたら、代わりに「この挑戦が面白くないわけがない！」「ここからが本当に面白くなるんだろう！」と言ってみましょう。この小さな思考の切り替えが、モチベーションを刺激し、新しいアイディアを湧き立たせることに繋がるのです。
もちろん、深刻に取り組むことの重要性は否定しません。しかし、深刻さだけではモチベーションが続かず、逆にストレスを増大させることもあります。
一方で、「面白がる」姿勢は、深刻さと楽しさのバランスを取るアプローチです。それによって、成功への道を楽しみながら進むことが可能となります。
人生の挫折や困難は避けられないものですが、その先には成功への可能性が広がっています。
困難な状況の中に楽しさを探したり、克服した後に自分が成長している姿を想像することで、楽しみながら前進し、成功への道を切り拓くことができるでしょう。挑戦を楽しむ姿勢を持ち、新しい扉を開いてみませんか？
