仕事に注ぐ力の、最適な割合

「会社では、湧き上がるように生まれてくるタスクの処理に全力を注いで、気が付いたら退社時間になっている毎日。こんな状態なのに、上司から新しい事業のアイデアを出すように指示をされた。そんなこと考えている余裕がないよ」

と、嘆いているあなた。もう少し仕事に手を抜くことを考えましょう。

古谷昇著「もっと早く、もっと楽しく、仕事の成果をあげる法」では、仕事に注ぐ力の適切な配分量について述べられています。

仕事は真面目にやりすぎず、いつも三割は手抜きをする。そのときどきの仕事に七割、それ以外のことに三割。このくらいの力配分が適当である。

 

残りの三割でやることは、何が好きで何が嫌いか、何がしてみたいかのレベルで決める。

 

新しいものはいつも辺境から生まれる。七割はメジャーな顔をしながら、残る三割はマイナーな世界に足を踏み入れてみる。

目の前の仕事に全ての力を注いでいるあなたは、まずタスクを重要度と緊急度のモノサシで分類してみましょう。

どちらも低いものはやらないか、数分で適当に仕上げるか、人に任せるなどして、力の配分にメリハリをつけてみてはいかがでしょうか?

そうして出来た余裕の時間に、新規事業のアイデアを考えたり、自分のスキルを伸ばすことにつながる仕事をするなど、建設的で、楽しめることに力を注ぎましょう。

これを続けることで、あなたは職場でオンリーワンの存在になれるだけでなく、楽しく仕事ができるようになるでしょう。

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