「最近、会社でも家庭でも問題が起こっていて、どこから手をつけていいか分からないよ。
あっちの問題をどうやって片付けようかと考えたら、すぐにこっちの問題に思いが飛んだりして、頭の中が収拾つかない状態になっている。
とても全てを解決できる状態でない。いっそ全てを捨てて、一から人生をやり直したいよ」
と、悩みすぎてパニックに陥っているあなた。
岡田斗司夫著「悩みのるつぼ〜朝日新聞社の人生相談より〜」で紹介されている、誰にでもできる悩みへの対処法を紹介します。
ます最初にすることは、頭の中だけで考えるのをやめることです。 悩んでいることのすべてをノートに書き出してみたり、他人に相談することが最優先です。
人にわかるように整理した段階で悩みの大半というのは解決してしまうのです。
もう一つ大事なことは、「解決可能な問題しか考えない」ことです。
ノートに書きだした悩みのリストの中から、あなたが行動することで解決できるものだけを選び、あとは無視することです。
例えば、「商談先が我が社の製品を採用してくれるか気になる」という悩みは、あなたがコントロールできない範疇のことなので、悩みのリストから外します。
一方で、「やるべきタスクが多すぎて、手が回らない」という悩みなら、人に任せるとか、やらないでそのままにしておくとか、あなたの判断でコントロールできるので、思いつく解決法を紙に書きます。
ここまでの作業だけで、あなたの気持ちは嘘のように軽くなり、高い壁のように感じた悩みは、軽く乗り越えられると思えるようになるでしょう。
是非お試しください。