機嫌よく生きるための、絶対に外せない行動

あなたは職場や家庭で不機嫌になることがないでしょうか？年に数えるほどならいいですが、頻繁に不機嫌になるのは考えもの。

人の気持ちは周囲に伝染して、事務所や家庭の雰囲気を悪くしてしまいます。

頻繁に不機嫌になっていては、周りから鼻つまみ者扱いをされてしまいます。

願わくば、いつも機嫌が良く、その場にいるだけで人の気持ちを和ませる人になりたいものです。

では、機嫌の良い人になるにはどうしたらいいのでしょうか？

哲学者ニーチェは、不機嫌になる理由を、自分の成したこと、自分の産んだことが人の役に立っていないと感じるからだ、と述べています。

従って、いつも機嫌よく生きていくコツは、人の助けになるか、誰かの役に立つことだと結論づけています。

つまり、人の役に立つことで、自分という存在の意味が実感され、これが純粋な喜びになるのです。

この考察は、アドラー心理学で語られている、幸せになるための２つの条件とみごとに一致します。その条件とは、

１．自分の能力を発揮できること

２．それが他の人のためになっていること

偉大な哲学者と心理学者が、同じ結論を出しているので、この条件は真理と言ってもいいでしょう。

不機嫌になるクセを治したいと思っているあなたに、次の２つのエクササイズを提案します。

１．一日のうち、コアタイムを作ってあなたが伸ばしたいスキルを磨く訓練をしましょう。訓練によって、「自分が成長している」ことを実感できます。

２．磨いたスキルを他人のために役立てるよう、心掛けましょう。

続けているうちに、　「この分野は○○さんに任せたら大丈夫」「○○はお父さん（お母さん）にお願い」と、職場や家庭で認められるでしょう。

不機嫌が影を潜め、自己肯定感に満たされた、幸せな毎日を送ることができるようになるでしょう。