「上司に資料作りの仕事を新しく指示された。まだ手をつけていない仕事がいくつかある。うまく時間配分を適切にしないと、締め切りを守れなくなりそうだ。うまく仕事の難易度を判断する方法はないかな?」
と、お悩みのあなた。
山本太平著「仕事を短くやる習慣」に、その方法が次のように紹介されています。
仕事の難しさを判断する方法は、その仕事の進め方や方向性をイメージして、具体的なストーリー(展開)を頭の中で描けるかどうかで考えること大切。
まったくストーリーが描けない案件であれば、必要な情報やデータが不足しているので、先にそれらを収集する必要がるため、「時間がかかるな」と想定できる。
逆にストーリーを明確に想像できるようであれば、優先順位を下げても、あまり時間をかけずに仕事を仕上げることができる。
非常に簡単な方法ですね。
そして、この方法には他にもメリットがあります。
例えば、イメージの中にインタビューの映像が出てきた場合、「ボイスレコーダーと、メモとペンが必要だな」というように、準備物をリストアップできます。
また、自分の苦手なタスクのイメージが出てきた場合は、「このタスクは○○さんにお願いしよう、○○さんのスケジュールの確認が必要だな」と、必要な行動も明確にすることができます。
このように、抜け・モレのない仕事の段取りが可能になり、実際に仕事に着手した後は、スムーズに進めていくことができます。
仕事のスケジュールの決定や、段取りを立てるのに非常に有効な方法です。是非お試しください。