「今日の休日は、めずらしく何も予定が入っていなかったので、読書や運動などの自己啓発や、映画を観るなど、大好きなことをして過ごした。その後することがなくなったので、ダラダラと他人のSNSやネット動画を眺めて夜まで過ごした。ダラダラ過ごしている間に体が重くなり、頭の中もどんよりしてしまった。せっかくの貴重な時間を意味なく過ごしてしまったな」
と、少し後悔しているあなた。
キャシー・ホームズ著「人生が充実する時間のつかい方」に、幸福感を感じられる、余暇時間のつくり方が紹介されています。
著者の研究の結果、1日の可処分時間が約2時間を切った場合、幸せの度合が下がります。
つまり、幸福感を感じるためには、毎日最低2時間の自分時間を確保する必要があります。
反対に、可処分時間が5時間以上あっても、生産性が実感できないため、幸せの低下につながります。
自分時間が多すぎても、幸福を感じにくくなるのです。
結論として、ある程度の忙しさは、日常生活に目的意識を与えてくれるため、価値があります。
よって、仕事を持ちながら2時間から5時間の可処分時間を手にするのが、幸福感を感じる最適な条件なのです。
一般的に、自分の時間が多ければ多いほど、幸福感を多く感じるように思われていますが、決してそうではないということが、目からウロコですね。
是非心の片隅に記憶して、自分時間をコントロールして下さい。