凡人が天才と渡り合えるようになる方法

「同期のA君は、300ページほどの分厚い資料でも数十分で読み、要点を人に説明することができる。パソコンにも詳しく、エクセルのマクロを駆使して自動集計などのファイルを作り、課の仕事の簡素化に貢献している。さらに、人心掌握にも長けており、営業成績がダントツである。彼は課内で『天才』と呼ばれており、尊敬の念を集めている。一方で私とくれば、細かなミスが多く、しょっちゅう先輩に注意されている。A君の凄さが私の失敗を際立たせているので、肩身が狭いよ」

と、お嘆きのあなた。

凡人でも天才に近づける、気持ちの持ち方が西田文郎著「ツキを超える成功力」に紹介されています。

天才は、大きな願望や目標を平気で持つことができ、それに向かって努力し続けられる脳がある。

 

凡人は、「なにクソ!」と思うことで、天才と同じ脳を持つことができる。「負けず嫌い」でない成功者は一人もいないのである。

「負けず嫌い」の性格が、天才に近づける資質ということです。

ただし、人と比べて自分の成長度を測ることは避けるべきです。得意なことや、能力の習得スピードには個人差があるので、人と自分との差が詰まらない場合は、ストレスになるからです。

それよりも、それまでの自分と比べてどれくらい成長したかに意識を向けるほうが、精神的な負担が減り、楽しみながら努力することができます。

また、同書では「達成スピードの上げ方」についても次のように言及されています。

目標を最高のところに置く。これが目標達成のスピードをアップさせる方法である。

 

目標をNo.1におくと、発想も考え方も、時間の使い方も、密度も違ってくる。

目標を一番高いところに置くと、今まで全くと違った方法を探す必要があります。

これが斬新な発想を生んで、ブレイクスルーを起こすことで、一気に成長することができるのです。

「でも、遠すぎる目標を設定しても、実現不可能な気がして、やる気が起こらないのでは?」

と心配するあなたは、最終目標までの道のりをステージ1、ステージ2、・・・と細分化して、各ステージの目標を立ててはいかがでしょうか?

目標の達成をリアルに感じることができて、やる気がみなぎるかもしれません。

是非実行してみて下さい。

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