「将来は独立して自分の事業を起こしたい。一方で今の会社の仕事に慣れて、人間関係も良好なので、居心地が良くなっている。起業の仕方も全く分からないので、このままサラリーマンを続けることも考えたが、やはり将来後悔しそう。今から少しでも準備できることはないかな?」
と、夢の実現に一歩踏み出したいと考えているあなた。
理想のゴールへあなたを導いてくれる、マインドの初期設定の方法があります。
星渉著「神メンタル」に、その方法が紹介されています。
著者によれば、思い通りに生きる公式は次の通りです。
未来=①目的地×②手段×③自己評価
目的地に正確にたどり着く第一歩は、「ここ以外にない」というくらい目的地を明確に設定することと、目的地から目をそらさない(忘れないようにする)ことが大切です。
①の目的地を明確にしたら、次は②の手段ですが、手段は③の自己評価を強くすることで自動的に見つかります。
よって、目的地を明確にした次の作業は、自己評価を変えることになります。
脳は、「今の自分」にふさわしい情報だけを認識します。つまり、自分に見えているものは、すべて自分の自己評価に基づいています。
だから、何かを成し遂げたり、自分を変えたりするために必要な情報は目の前にあるが、それが見えていないだけなのです。
「手段は自動的に目の前に現れる」のは、このメカニズムがあるからです。
つまり、叶えたいこと、実現したいことのチャンスや機会を察知、認識することの全ての根底は自己評価にあるのです。
自己評価を変えるための手段は2ステップあります。
そのステップとは
1.「未来体験シート」を作成する
2.実現したいことに関係する画像を集める
です。
まずは、「未来体験シート」の作成方法です。
その方法とは
5年後、3年後、1年後、半年後に実現していたいことを書き出すことです。
その際の注意点は3つあります。
①必ず完了形で書く
②必ず測定可能な形で書く
③制限をかけずに実現したいことを書く
次に、「なぜそれを実現したいか」を書き込みます。理由は立派なものでなくても大丈夫です。「楽しいことをしたいから」「他人にすごいと思われたいから」
といったもので十分です。理由を書くと行動につながります。
次は画像集めです。
実現したいこと、手に入れていたいことの画像を集めます。
「こんな自分に変わっていたい」など、内面的な部分であれば、「理想とする人」の画像を集めます。最低でも30枚は集めます。
そして1日1回画像を見ます。こうすれば「今どこに向かっているのか」を忘れることはありません。
何度も何度も脳に同じ情報が送られることで、脳の海馬は「これは生きて行く上で不可欠な情報に違いない」と勘違いを起こします。
そうなると、脳はあなたの目的を実現するために必要な情報を集めるようになります。
こうしてゴールにたどり着くまでの具体的な手段が明確になり、あなたの思い通りの未来を作ることができるのです。
それほど時間がかからず、コストもほとんどかからない方法です。将来実現したい夢があるあなた。是非お試し下さい。