「同僚のA君は、とびきり仕事ができるタイプではないが、職場の皆から好かれ、取引先からも贔屓にされて、あまり苦労せずに注文をとってくるし、おまけに失敗しても、偶然の積み重ねで事なきを得ることがしばしば起こっている。A君はそれほど努力していないのに、どうしてラッキーなことばかり起こるのだろう?」
と、不思議に思っているあなた。
タル・ベン・シャハー著「ハーバードの人生を変える授業」に、その秘密が解説されています。
意識を向けるものは拡大します。恵まれた部分を考えれば、人生はもっとよくなります。
何が起きようとも感謝できるようになると、チャンスやいい人間関係、お金までもがもっと流れこんできます。
冒頭の例でいえば、A君はいつもニコニコしていて、人や会社の悪口を言わず、ささいなことでも会社や取引先の人に「ありがとうございます」と感謝の言葉を述べているのではないでしょうか?
私はこれまで、運や幸福に関する本を100冊以上読んできましたが、すべての本に共通するのは、「感謝の心を持つ」ことで、運や幸福を呼び寄せるということです。
よって、このことは、「真理」と言っても過言ではありません。「感謝をすれば勝ち」なのです。
好きなものを食べられること、帰る家があること、温かい風呂に入れること、布団で寝られることなど、何にでも心の中で「ありがとう」と唱えてみましょう。
次第に心の中は感謝モードに入り、人に対しても自然に「ありがとう」と言えるようになってきます。
こうして無敵の「感謝人間」が出来上がり、幸運をなだれのように引き込めるようになるのです。
是非お試し下さい。