「先輩のAさんは、課の中で誰もが認めるエース級社員。営業成績はトップで、経理にも詳しい。趣味の話題も豊富で、どんな人とも話が合う。すぐにAさんのようにはなれないと思うけど、少しでも距離を縮めたい。どんな努力をすれば近づけるのだろう?」
と、目標を見つけたあなた。
長谷川和廣著「2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート」に、その答えが述べられています。
著者によれば、競争に勝ち残る一番の早道は、唯一無二の存在になることです。
誰もが手を出さない分野に手を染めることがマーケティングの観点からも勝ちパターンとなります。
例えば、営業マンなのに簿記の資格を持っているとか、開発部員なのに茶道にくわしいなど。
ちょっと本筋から外れた能力を手に入れておくと、「あいつはひと味違う」と目に留まる存在になるのです。
このことから、今の仕事だけに没頭するのではなく、他の部署に異動したら役立つかも知れない知識やスキルを身に付けたり、趣味を極めるなど、他分野にも手を伸ばすことが重要です。
そのためには、自分の時間を持つことが大切です。定時に帰られるように仕事の効率を上げ、捻出した時間を使って、課外活動をしましょう。
コツコツと続けていれば、必ず花が開く方法です。
是非実践してみて下さい。