人生・ビジネスに役立つ 賢者の知恵研究所 
あなたは、忙しい日常の中で「もっと成長したい」「知識を増やしたい」と思っていませんか？
例えば、仕事の会議で「もっと発言できたら…」「人の心をつかむ話ができたら…」と感じることがあるかもしれません。
知識を深めるために時間を割きたいけど、忙しさに埋もれて、なかなか実践できない。そんな日々が続いていませんか？
私も同じように悩んでいたことがありました。もっと知識を得たい、でも時間が足りないというジレンマに陥っていたんです。
周りの人が会議で自信を持って話す姿を見て、羨ましさを感じて、自分ももっと説得力を持ちたいと思ったり。
けれど、何を始めたらいいか分からず、気づけば忙しさに流されてしまっていました。
そんな時、ティム・サンダース著「デキる人の法則」に出会いました。彼はこう言っています。
「今のところ、知識を最も簡単に、効率よく手に入れる方法は、読書である。読めば読むほど会議の席で人の心を、さらには仕事をつかむ機会が増えていく」
シンプルですが、とても強力な言葉ですよね。読書こそ、知識を手に入れる最も効率的な方法であり、読むことで自分の発言が磨かれ、他人を引きつける力がついていくのです。
「でも、やることが多すぎて、読書にそんなに時間を割けない」「本を読んでもすぐに忘れてしまう」という疑問や不安もあるかもしれません。
時間のない人にお勧めする方法は、トイレに座っている時間に読書をすることです。どんな人も毎日必ずトイレに入る時間があるので、この時に読書をすると決めておくと、毎日読書ができます。
読書は一気にたくさん読まなくても大丈夫です。少しずつでいいんです。重要なのは、読むことを習慣にすることです。
この方法を実践すると、分厚くて読むのに躊躇してしまうような本でも、いつのまにか読破できてしまいます。
そして、読んだ内容を忘れてしまうという問題に対しては、「これは大事なので覚えておくべきだ」「この方法は実践したい」という箇所に付箋を貼りながら読み進めます。読み終わったら、付箋を貼った箇所の文章を、エクセルやワードのファイルに入力して保存しておくことをお勧めします。
作るファイルは一つだけ。そのファイルに、どんどん入力していきます。
読書をすればするほど、そのファイルに知識がたまっていき、あなただけに役立つ「虎の巻」が出来上がります。
時間のある時に、この「虎の巻」を見返してみましょう。あなたの興味を引いた文章ばかりで埋め尽くされているので、スポンジに水が吸収されるように、記憶に定着していきます。
気が付いたら、会議やプレゼンで、記憶した内容を取り入れた発言できるようになり、あなたの話に深みが出ますよ。
また、困った時には、記憶した知識の中から対処法が思い浮かぶようになり、問題解決能力が向上します。
読書は、あなたの知識を増やし、自信をつけ、他人の心をつかむ最も効率的な方法です。
読むことがあなたの仕事や人生に新しいチャンスをもたらします。
読書習慣がないあなたは、「トイレ読書」から始めてみませんか？
読書によって加速度的に成長し、周囲の反応が変わる瞬間を楽しみにしてください。
