あなたは、仕事にやりがいが感じられず、日々の業務がただの作業に思えてしまうことはありませんか?
好きな業界の会社に入ったはずなのに、実際の仕事は資料作成、書類のコピー、利害関係者の調整など、入社前に抱いていた、生き生きと働いている自分のイメージと大きなギャップがある。
充実感が足りず、それどころか、休日が待ち遠しく、仕事に対する意欲もどんどん薄れてしまっている。
現実の厳しさを前に意気消沈してしまうと、毎日がつらいですよね。
そんなあなたに紹介したいのが、五十棲剛史著「なぜ、あなたは働くのですか」で述べられている次の言葉です。
好きなことを仕事にしても、苦労はする。やはり「ミッション」や「志」を確立できないと、うまくはいかない
例えば、あなたはデザインが好きでデザイナーになったとしましょう。でも、仕事となれば、デザインだけしていたらいいというものではありません。顧客の要望を聞いたり、素材の検討をしたりなど、周辺作業がつきものです。中にはあなたの得意ではない作業もする必要がでてくるでしょう。
そこで「ミッション」や「志」が重要になります。もし、「デザインを通して人の暮らしをもっと豊かにしたい」という使命感があれば、壁にぶつかっても、自分が何のために努力しているかを見失わずに進めるのです。
「好きだからやる」という気持ちだけでは、時に限界を感じるものです。
しかし、「自分の仕事にどんな意義や志を見つけるか?」が重要だと気づいた瞬間、自然と行動が変わり、仕事に向き合う姿勢がガラッと変わるのです。
あなたも、まずは「自分が何のために働くのか」というミッションを心に問いかけてみてください。きっと仕事の風景が変わり、今まで以上に前向きに取り組めるようになりますよ。