あなたはこんな経験をしたことがありませんか?
大事なプレゼンで失敗して落ち込んだり、友人や同僚の一言に傷ついて、気持ちが引きずられたり…。
人生には、ショックを受けるような出来事が次々と起こりますよね。それが辛くて、「なんで自分ばっかり」と嘆きたくなることもあるでしょう。
でも、いやな気分を消し去る力を与えられる言葉があります。
スティーブン・R・コヴィー氏が「7つの習慣」でこう言っているんです。
自分の身に何が起こるかではなく、それにどう反応するかが重要なのだ。
経済的、肉体的に害を受けても、私たちの人格、基礎的なアイデンティティーそのものまでが、それに害される必要はない。
例えば、上司に厳しく叱られた時、その瞬間は落ち込んでも、次の日に「何が悪かったのか?」と冷静に振り返り、改善のきっかけにする。
そう考えるだけで、ただの嫌な出来事が自分を成長させる転機に変わるのです。
ポイントは、何が起こったかではなく、それをどう受け止めるか、どう反応するかです。
「でも、それは理想論じゃない?」と思うかもしれません。特に感情が揺れ動く時は、ポジティブに反応するなんて無理だ、と。
でも、それは訓練で少しずつ身につくものです。最初はまず息を深く吐いて下さい。そうすると感情が少し落ち着きます。
それから、「これは私に何を学べというメッセージだろう?」と自分に問いかけてみてください。
これを繰り返すことで、あなたはアクシデントに冷静に対処することができます。
私たちの反応を選ぶ自由は誰にも奪えません。たとえ辛い出来事があっても、それにどう立ち向かうかを選ぶのは、あなた自身なのです。
今日から意識してみませんか?その一歩が、あなたの未来を変える力になるはずです。