あなたはこんな経験、ありませんか?一所懸命努力して成果を出して、「これだけの実績を積んだから、もう安心だ」と思っていたのに、気づけば同僚がもっとすごい成果を出していて、悔しい思いをしたり、仕事がなんだかつまらなく感じたり…。
あなたの気持ちはよく分かります。過去の成果にしがみついていると、いつの間にか「過去の人」になってしまうんですよね。 そんな時、藤田晋さんと見城徹さんの著書「憂鬱でなければ仕事じゃない」で出会ったこの言葉に、私はハッとさせられました。 自分の力で獲得した結果であっても、そのことに寄りかかって生きることは、自分を堕落させる。
それをゼロに戻してこそ、その次のいきいきとした生の実感が味わえる。 この言葉、深いですよね。勝利の美酒に酔い続けていると、その場から動けなくなる。でも、一度ゼロに戻すと、また新しいステージが見えてくるんです。 私がおすすめしたいのは、成功に浸る時間を意図的に短くすることです。例えば、大きなプロジェクトが終わった次の日、ノートに新しい目標を書き出してみる。それだけで「次はこれをやろう」と自然に行動を始められます。 「でも、過去の努力を無駄にしろってこと?」と疑問に思うかもしれません。もちろん、努力の成果を忘れる必要はありません。それはあなたの大切な財産です。 ただ、それに寄りかかると、次の一歩を踏み出せなくなる。それが問題なんです。 実際にゼロに戻してみると、驚くほど新しい道が開けてきます。過去に縛られず、挑み続けることで得られる達成感は、今までの成功よりもずっと大きな喜びをもたらしてくれます。 だから、過去の成功を思い切って「ゼロ」に戻してみませんか?その先には、あなたが今まで知らなかった、いきいきとした生き方が待っていますよ。 |