あなたは、決断を迫られる場面で、つい迷ってしまうことはありませんか?たとえば、新しい仕事の提案を受けたとき。
「今は忙しいし、少し様子を見たほうがいいかな」と思っているうちに、絶好のチャンスを逃してしまった経験があるかもしれません。
あるいは、会議中に「何か意見を」と振られた瞬間、慎重になりすぎて一言も発せられなかった、なんてことも。
実は、それって誰でも経験することなんです。私も、完璧な答えを求めて考えすぎて、動けなくなったことが何度もあります。
けれど、そんなときに出会った言葉が、私の考え方を一変させました。
長谷川和廣さんの「2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート」で述べられていた言葉です。
正解を出すのも重要だが、正解を出す間にも状況が刻一刻と変化するのがビジネス。
愚策でも結論を出すことがビジネスでは有利に働くケースが多い。
どうです?ちょっとハッとしませんか?この言葉を実践する方法は簡単です。次回、迷ったときには「まず動いてみる」と決めるんです。
たとえば、上司からの提案に「やってみます!」と即答してから具体策を練る、という具合に。
でも、「そんなの無責任じゃない?」と感じるかもしれませんね。
「やり方がまずくて失敗したらどうするの?」と。それはもっともな心配です。
ただ、動かないことのリスクも同じくらい大きいんです。実際、慎重に考えすぎて機会を逃した過去の失敗を振り返ってみてください。
少なくとも、動いた結果なら、そこから学ぶことができるんです。また、「まずい」と思っても、早い段階で気づくので、余裕を持ってリカバリーすることができます。
正解を求めて立ち止まるより、とりあえず決断して動くことが、あなたの仕事のスピードと質を高めます。
迷いの中で踏み出したその一歩こそ、あなたを新しいステージへ導く鍵になるのです。さあ、今すぐ動き出しましょう!