あなたは「嫌われるのが怖い」と感じたことはありませんか?たとえば、職場で意見を求められても、「この発言で誰かを不快にさせるかも」と口をつぐんでしまったり。
私も同じような経験があります。「いい人」でいようとして、気づけば自分の意見や想いを隠してしまう。それで自分を嫌いになりそうになったこともありました。 そんなとき、木下勝寿さんの「時間最短化、成果最大化の法則」 の言葉に出会い、考え方が変わりました。 どんないい人でも、一部の人には必ず嫌われる。「好き」の「人数×強さ」と「嫌い」の「人数×強さ」は、だいたい7:3の割合になる。
人から自分に向けられるパワーの7割は「好き」のパワーで、残りの3割が「嫌い」のパワーだ。
だから嫌われたからといって必ずしも自分が悪かったり、間違っていたりするわけではない。人に好かれようが嫌われようが、正しいと思うことを貫けばいい。
人に嫌われないために自分自身を見失ったり、自分が正しいと思えないことをしたりするほうがよっぽど悪いのだ。 どうですか?この言葉、なんだか肩の力が抜けませんか?人に好かれるも嫌われるも、自分が悪いからではなく、ただの「比率」の問題なんです。 たとえば、意見を言うべき場で、「これが私の考えです」と勇気を持って発言してみる。結果的に賛同してくれる人がいれば、それが「好きのパワー」です。一方で、批判する人がいても、それは「3割」の部分だと割り切るんです。 でも、こう感じるかもしれませんね。「やっぱり嫌われるのはつらいし、職場や人間関係がギクシャクしたらどうするの?」 確かに、嫌われるのは心が重くなるものです。でも、木下さんによれば、「好き」と「嫌い」のパワーの比率は一定なので、「3割」の人に取り入って「嫌い」のパワーを減らそうとしたら、それに引っ張られて、「7割」の人の「好き」のパワーも減少してしまうのです。 だから、あなたが大切にしている信念を貫いてください。嫌われることを恐れず、自分の意見を堂々と示す。 きっとその姿に共感し、応援してくれる人があなたの周りに増えるはずです。 嫌われることを気にするより、自分らしさを発揮すること。それが、あなたの人生を輝かせる秘訣です! |