本当にやりたいことがあるけれど、いつも「忙しい」「後でやろう」と先延ばしにしてしまう、そんな経験はありませんか?たとえば、「旅行に行きたい」「資格を取りたい」「大事な人とゆっくり過ごしたい」と思っているのに、気づけば日々の仕事や雑事に追われて終わってしまう。
私も同じです。やりたいことを後回しにし続けた結果、「あの時やっておけばよかった」と後悔したことが何度もあります。 時間はいつも足りないように感じますし、理想の「まとまった時間」なんて、ほとんど訪れないのが現実ですよね。 ここで紹介したいのが、オリバー・バークマン著「限りある時間の使い方」で述べられている次の言葉です。 本当にやりたいことがあるのなら、確実にそれをやり遂げるための唯一の方法は、今すぐに、それを実行することだ。
今やらなければ、時間はないのだ。自分のための時間を日々少しずつでも確保しなければ、時間は手に入らない。
いつか魔法のようにすべてが終わり、自由な時間がたっぷりできるなどということは絶対にない。 この言葉を日々の生活でどう実践するか。例えば、仕事の前に15分だけでも趣味に使う。昼休みに本を1ページでも読む。大きな目標に向けて、毎日少しだけ、行動するのです。 「でも、それくらいで本当に意味があるの?」と疑問に思うかもしれません。確かに、数分や数ページでは目に見える成果はすぐに出ません。でも、毎日少しずつ積み重ねれば、数週間、数か月後には確実に進んでいる自分に気づくはずです。 私の例でいえば、分厚くて難しめの本は、トイレで読むことにしています。トイレは毎日使うので、確実にページが進みます。そして、いつのまにか読了してしまうのです。 私たちにとって「今」は、いつも「最善のタイミング」です。時間は誰にも平等に与えられているのに、使い方次第でその価値は大きく変わります。 あなたの大切な時間を、少しでも本当にやりたいことに向けて使ってみませんか? |