あなたは、日々の仕事や学びで、「時間が足りない」「いつまで経っても完成しない」という悩みを抱えていませんか?特に情報収集や図表の作成が必要な仕事は、どこまでやれば良いか分からず、 作業がなかなか進まない。そんなこと、ありますよね。
私も同じです。過去、プレゼン資料作成の際に、情報収集に時間をかけすぎて、なかなか資料作成に着手できなかったことが何度もあります。 そんなとき、日垣隆さんの著書「ラクをしないと成果は出ない」の一節に出会いました。 仕事の定義は、「条件をクリアして期限までに納品すること」である と。準備に完璧を期して締め切りを過ぎるより、ほどほどのところで思い切ってスタートを切って、締め切りを守ることのほうが重要なのです。 締め切りを守るためのコツとして、日垣さんはこう述べています。 どのようなアウトプットにするかゴールをイメージし、必用なものをインプットしていくのが基本である。 ゴールを意識すると、どんな情報がムダで、どんな情報を新たに仕入れるべきかが、はっきりする。 アウトプットのタイミングは、インプットが3分の1程度になったときである。 早い段階でアウトプットを始めれば、ゴールはより明確になる。 「でも、それじゃ完成度が低くなるのでは?」と思うかもしれません。でも、早い段階でアウトプットを始めれば、足りない部分が具体的に見えてきます。その結果、どんな情報が必要なのかが明確になったり、修正作業が的確になったりと、仕事を進めるスピードが速くなるのです。 まとめると、大事なのは「最初から完璧を目指さない」こと。ある程度のインプットが蓄積したら、アウトプットを同時並行で進め、ゴールに向かう。 そうすれば、あなたの仕事の効率は何倍にもなり、より重要な仕事を任される、職場になくてはならない存在になるでしょう。 |