「なんで自分だけうまくいかないんだろう」と思うこと、ありませんか? 自分は思い通りにものごとが進まないのに、周りの人は順調そうに見える。自分だけ運が悪いようだと感じてしまう。
私もそんなふうに思ったことが何度もあります。でも、マンガ「アンパンマン」の作者の、やなせたかしさんが述べている言葉に、ハッとさせられました。 人生が運で決まるならば、その運に巡り合うようにいろんなことをやらなきゃいかん。
「これはちょっと自分には向かないんじゃないか」なんて考えないで、ただやること。 つまり、ただ待っているだけでは運はやってこない。自分から動いて、運をつかみに行く必要があるのです。 やなせさん自身、漫画家として成功する前に、頼まれた仕事はなんでも断らず、編集者・舞台美術家・演出家・司会者・コピーライター・作詞家・シナリオライターなど様々な仕事を経験しました。そして50歳を過ぎてから「アンパンマン」でブレイクしました。 向いているかどうかなんて考えず、とにかく動き続けた結果、運が巡ってきたのです。 「でも、無駄な努力になることもあるんじゃないか?」そう思うかもしれません。確かに、すべての挑戦が成功するわけではありません。 でも、やらなかったらゼロのまま。たとえうまくいかなくても、その経験が次のチャンスを呼ぶこともあるのです。 結局、運は「行動した人」にしか味方しません。「向いてないかも」と迷う前に、とにかく動いてみる。それが運を引き寄せる第一歩なのです。 |