あなたは今、人生に行き詰まっていると感じていませんか?
「仕事がうまくいかない」「人間関係が辛い」「将来への不安でいっぱい」・・・ 私も悩み苦しみ、もがき苦しんだ日々を何度も送ってきました。 そんな時、私は中村天風述「信念の奇跡」の中で、次の言葉に出会いました。 なんでもいいから、すべてを感謝にふりかえるんだ。感謝にふりかえようと思ったら、なにをおいても「ああ、生きててありがたいな」と思うことだよ。
生きていることに対して心から嬉しさを感じると、すべてが感謝になるんです。理屈をつけないことだよ。 この言葉を読んだ時、私はハッとしました。 今まで、自分の不遇ばかりに目を向けていたことに気づいたのです。 考えてみれば、生きていること自体が奇跡のようなことではありませんか? 私たちは、毎日当たり前のように生きていますが、それは決して当たり前ではありません。 病気や事故で命を落とす人がいる一方で、私たちは毎日、美味しいものを食べ、暖かい布団で眠り、愛する人と笑い合うことができる。 感謝の気持ちを持つと、不思議なことに、世界の見え方が変わるのです。 今まで見えなかった幸せに気づき、小さなことにも感動できるようになります。 もちろん、人生には辛いことや苦しいこともあります。 「感謝なんて、とてもできない」と思う時もあるかもしれません。 そんな時こそ、天風師が示した方法が役に立ちます。 なにごとも感謝にふりかえる用意として、「怒らない」「怖れない」「悲しまない」こと、そして、「正直」「親切」「愉快」ということに努めてごらん。 少しずつ意識することで、必ず感謝の気持ちが湧いてくるはずです。 あなたも、天風師の言葉を試してみませんか? そして、生きていることの喜びを、感謝の気持ちを、心から感じてください。 「ああ、生きててありがたいな」 そう思えた時、あなたの人生は、きっと輝き出すでしょう。 |