あなたは、こんな経験がありませんか?
仕事で女性の同僚や部下が「ちょっと聞いてください」と話しかけてきたとき、親身にアドバイスをしようとしたら、なぜか微妙な空気になった。あるいは、パートナーが「今日はすごく疲れた」と言ってきたときに、「早く寝たら?」と答えたら、不機嫌になったこと。 「ちゃんと話を聞いて、解決策まで提案してるのに、なぜ?」――そう思うのは当然です。私も同じことを何度も経験しました。 その答えは、後藤芳徳著「オンナを味方にして仕事をする本」で述べられています。 女性が愚痴や相談事を持ちかけてきた場合の多くは、「話を聞いてもらう」のが一番の目的。
ひととおり聞いてから、「その解決に向けて、僕がしてあげられることがあるかな?」と聞く。たいていの場合は「大丈夫です」という。
「こうしてください」と教えてくれたら、それに対して具体的に考えていけばよい。 「でも、それってただ聞いてるだけで何も解決しないのでは?」と思うかもしれません。実際、私も最初はそう思いました。 でも、やってみるとわかるのです。「聞いてもらえた」という満足感が、女性にとっては何よりの解決になることが多いのだと。アドバイスは求められたときだけすればいい。 「話を聞く」というシンプルな行動が、信頼関係を大きく変えます。相手の言葉を最後まで受け止める。この習慣が身につけば、あなたの職場や家庭での女性との人間関係は、驚くほどスムーズになるはずです。 |