成果を量産できる「ある考え方」

あなたは一生懸命に仕事をしているのに、成果がなかなか出ないと感じたことはありませんか?懸命に考えてアイデアをひねり出しても、その場限りで終わってしまう。

私も同じように悩んでいた時期がありました。頑張って成果を出しても、次の仕事はまたゼロから始めて、完了まで時間がかかってしまう・・・。

そんな時、中尾隆一郎著「リクルート流仕事ができる人の原理原則」でこんな言葉に出会いました。

成果を他に転用できないかを常に考える習慣を持つことができれば、生産性向上にとても有効である。

例えば、ある営業チームが新規顧客向けの資料を作成したとします。その資料を一度きりのプレゼンで終わらせるのではなく、社内研修や別の顧客向けの提案資料として転用すれば、同じ労力でより多くの成果を生み出せます。

中尾さんの言葉に従って、私自身も、ある研究でうまくいった素材の処理法を他の研究に応用することで、新たな成果につなげたことがあります。

「でも、自分の仕事は特別だから、他に転用できるものなんてない」と思うかもしれません。

確かに、全く同じ形で使えるとは限りません。しかし、発想を少し変えてみると、意外な活用方法が見えてくることもあります。例えば、ある飲食店のオペレーション改善策が、全く別業界のコールセンターの業務効率化に役立ったケースもあります。

大切なのは、常に「この成果を他でも活かせないか?」と考える習慣を持つこと。あなたの仕事にも、まだ気づいていない転用のチャンスが眠っているはずです。

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