「会議の議事録、仕事の報告書、雑誌から依頼された原稿などの仕事がたまっている。文章を書くのが遅いので、今から取り掛かって、ギリギリ締め切りに間に合うくらい。でも、他の仕事もあるから、書くスピードを上げなければならない。何かいい方法はないかな?」
と、効率のいい文章作成の方法を模索ているあなた。
中村義作著「仕事に生かせる技術者の勉強法」に、文書を鬼のスピードで仕上げる方法が紹介されています。
文書を作成する時は、まずスケルトン(全体の骨組み)を作る。これは粗稿といわれるもので、一気に書き上げます。
一気というのは、途中で文章を見直さないことで、どんなに気になっても、先へ先へと筆を進めます。
推敲するのは、粗稿が完成した後です。
著者の中村さんは、100ページ以上の報告を二ヶ月で書き上げた経験が何回もあるのですが、それができたのは、この方法をとったからと述べています。
最初に大まかなストーリー(報告書なら結論・理由・今後の展開など)を決めて、あとは誤字・脱字、文章のつながりを気にせずに、最後まで書いてしまいましょう。
この方法で書くことで、あなたの文書作成スピードは格段に上がるでしょう。
是非お試し下さい。