「同期のA君が何やら難しそうな仕事を引き受けているけど、全然不安そうじゃなくて、むしろノリノリで次から次へとタスクを片付けている。職場のみんなと楽しく雑談して、関係もバッチリ。対して、私も似たような仕事をしていて、不安感が先に立ち、A君みたいに楽しめない。こんなに差が出るのは一体なぜ?」
そんなモヤモヤした気持ちを抱えているあなたに朗報です!
ピーター・ブレグマンさんの「最高の人生と仕事をつかむ18分の法則」に、そのヒントが隠されています。
ブレグマンさんいわく、「たとえ先の見通しがはっきり立っていなくても、達成し、親和し、影響する機会を得れば、人はやる気になって熱心に打ち込むようにできている」とのこと。
だから、明日のことを心配するよりも、今日三つのことに集中してみましょう。
具体的には、次の三つの質問に答えてみてください。
1.自分にとって手ごわい(成功する確率が約50%)が、意義を感じることにいま取り組んでいるだろうか?
2.仕事あるいは仕事以外で、好きな人、親しみを感じる人たちと関わっているだろうか?
3.いまやっている仕事(報酬があるものであってもなくても)で、認められていると感じるだろうか。自分の働きが意思決定と結果に影響を及ぼせるだろうか?
もしこれらの質問に「はい」と答えられたら、間違いなくやる気が湧いてきますよ。
A君が職場で活き活きとしているのは、きっと仕事に使命感を持ち、「やらされている」のではなく「自分が主導権を持っている」と思っており、加えて人の良い面を見て接しているから。
あなたも、今回の三つのチェックポイントを見直して、足りないところを補い、より楽しい職場環境を作ってみてくださいね。