何があっても揺るがない「強さ」の秘密

あなたは最近、「何をやっても結果が出ない」と感じていませんか?頑張っているのに、思ったような成果が得られなかったり、途中で迷いが生じてしまったり。

周りの期待や流行に振り回され、自分の軸が揺らいでしまうこと、ありますよね。

目標を立てては挫折してしまい、もう何が正しいのかもわからなくなる。

でも安心してください、誰だってそういう時期を経験します。

私もかつては同じように、何度も迷い、立ち止まっていました。そんな時に心の支えになるのがこの言葉です。

「1000年後も今も変わらずに存在する、『普遍性』を背骨に持つ」

これはおちまさとさんの「自分プロデュース術」にある一節で、時代や流行に左右されるのではなく、永遠に変わらないもの、普遍的な価値を自分の軸に据えることで、迷わず進んでいく力を持つ、という意味です。

では、どうすればこの考え方を日常に取り入れられるのでしょうか?

そのためには、読書をして、先人の知恵を自分のものにすることが、一番の近道です。

先人が血を見るような努力をして築き上げた思想や教訓に、気軽に触れることができます。

特に、長く読まれているロングセラーの本は、普遍的な考え方の宝庫です。

「でも、読書の習慣なんてないから、難しいことを書いている本なんか、読めないよ」

とおっしゃるあなたには、司馬遼太郎の小説をお薦めします。

司馬遼太郎の小説は、主に歴史上の人物を取り上げています。主人公の生きざま、考え方や行動の規範、ピンチの時にどう振る舞ったかなどを、ストーリーを楽しみながら自分のものにすることができます。

戦国武将、政治家、宗教家、商売人など、様々なタイプの人物を取り上げているので、きっとあなたがお手本にしたいと思うヒーローを見つけることができるでしょう。

「でも、司馬遼太郎の本はたくさんありすぎるから、どれを選んだらいいか分からないよ」とおっしゃるあなたには、「竜馬がゆく」をお薦めします。

本書は有名無名の多くの登場人物が登場する群像劇です。頭のいい人、頭より体が動く人、人望のある人、猪突猛進な人など、世の中に存在するすべてのタイプの人物が登場します。

それぞれのタイプに長所と短所があり、どのような状況で長所が活きるのか、逆に短所に足を引っ張られるのかを知ることができます。

また、国を動かしている原理のような大きなものから、どんな性格の人が好かれ、逆に嫌われるのかというような、個人的なレベルまでの知識を自分のものにできます。

読んでいるうちに、普遍的な価値観を自分のものにすることができるでしょう。

そして、仕事や人間関係でも、目の前の利益や瞬間的な感情ではなく、長期的な視点で行動することができるはずです。

普遍的な価値観に基づいて行動することで、短期的な焦りや迷いが和らぎ、自然と自分の行動に一貫性が生まれます。

そして、その結果として、周囲からも信頼されるようになり、少しずつ結果が出始めます。

短期的な成功や周囲の評価に振り回されず、自分の中にある揺るがない価値観を見つけ、それを信じて進んでください。

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