あなたは、やるべきことや決めるべきことがあるとき、つい「どうしようかな…」とうじうじ考え込んでしまうことはありませんか?
たとえば、今日やるつもりだった仕事を「今日は疲れているし、明日でもいいかな」と先延ばしにしたり、友人からの相談に「ちょっと考えさせて」と答えを後回しにしてしまったり。
その場では安心しても、後になると、他のやるべきタスクが増えてきて、後回しにしたことが重荷になったこと、あるのではないでしょうか?
私も、ずっと同じように悩んでいました。何かを始めるたびに、「本当にこれでいいのかな?」「もっと準備してからのほうがいいんじゃないか」と迷い、結局行動が遅れてしまう。
そして、積み重なったタスクや解決しない問題を見て、「なんで私はこんなに動けないんだろう」と落ち込む毎日でした。そんなとき、私の心に強く響いた言葉があります。
それは、赤羽雄二さんの「ゼロ秒思考 行動偏」で述べられている、次の言葉です。
即断即決、即実行を実践するためのポイントとして、普段から質問に対してできるかぎり即答することをお勧めしたい。
普段から何でも即答するようにすると、仕事のペースがかなり上がっていく。人とのやり取りが速くなるし、仕事が速くなる。
部下がいる場合は部下の迷いがなくなってチームの生産性が上がる。コミュニケーション力も確実に上がっていく。
この言葉が意味するのは、「思い立ったら即行動に移す」こと。普段から即答するクセをつけておくだけで、全ての仕事の効率が驚くほど上がります。
たとえば、メールをもらったら即返信する。部下や同僚からの質問にはその場で答える。最初は完璧な答えでなくてもいいんです。速さを優先することで、あなたの仕事に勢いが生まれるんです。
でも、「即答するって、軽率にならない?」とか「もっとよく考えたほうがいい場面もあるのでは?」と思うかもしれません。
確かに、すべての場面で即答すればいいわけではありません。でも、普段の小さな決断ややり取りで即答を習慣づけると、大事な場面でも頭がすぐに回るようになるんです。迷いが減り、判断が的確になるのを実感できます。
まずは、身近なところで試してみてください。「即断即決、即実行」を実践することで、あなたの日常が驚くほどスムーズになりますよ。