「初対面の女性との会話、何を話せばいいかわからない」「つい自分をよく見せようとして空回りしてしまう」――そんな経験、あなたにもありませんか?高級な時計をして、車をピカピカに磨いて、高い学歴や仕事での成功の話をしても、なぜかうまくいかない。魅力的な自分を演出しようと頑張っているのに、なぜか心の距離は縮まらないまま。
若い頃の私も同じでした。完璧なプロフィールを用意して、準備万端で挑んでも、相手の反応はいつもどこか冷めていたんです。当時はなぜだか分からなかったのですが、実は、本当に大事なことを見失っていたのです。 ジョン・フェイト、スティーブ・リール著「女が好きになる男」では、こう語られています。 女性に好印象を残すには、自分の身なりや車、学歴などを利用して、女性にいい印象を残そうなどと考えないこと。
ひとりの人間として、相手にいかに自分が関心を抱いているのかを伝えることが大切。自分の長所を誇示する必要は無い。 この言葉の通り、私は相手に質問するようにしました。「今日はどんな日だった?」「それ、どう感じたの?」――ただの会話じゃなく、心から興味を持って聴くことを意識したんです。 すると、不思議なくらい相手の目が輝き始め、会話も弾むようになりました。 「でも、自分の良さを伝えなきゃ意味がないのでは?」と思うかもしれません。確かに、最低限、清潔感を相手に感じてもらうことは必要でしょう。 でも、それさえクリアすれば、自分の魅力を誇示するより、相手に関心を持つ姿勢のほうが、あなたの人間的な魅力を最も美しく伝えてくれるのです。 あなたが意識するべきことは、「どう見せるか」ではなく、「どう繋がるか」。 だからこそ、見栄や肩書きを見せようとするのではなく、相手に関心を持って下さい。大丈夫、あなたの中にはすでに、十分すぎるほどの魅力があります。 |