不遇の時代を乗り切るための原則

長い人生の中で、「自分のキャリアは、すべて望み通りに進んできた」という人は、ほとんどゼロでしょう。

どんな人でも仕事で不本意なポジションに異動させられたり、社内で注目されない、地味な仕事を担当させられたりする経験があると思います。

しかし、そんな時こそ、大きく成長するチャンスなのです。

トム・ピータース著「サラリーマン大逆襲作戦2」では、「不遇の時代」をチャンスに変える心の持ち方が語られています。

成功する者は、つまらない仕事に目を輝かせる。つまらない仕事は、自由がきくからだ。誰も気にしない、誰も見ていないので、やりたいことができる。自分で直接手が下せる。間違いを犯せる。危険を冒せる

また、こうも言っています。

権限のないときほど思う存分力をふるえるときはない。権限のない人間は上司の監視対象から外れる。誰も注意を払わない。素晴らしいアイデアと情熱さえあれば、権限のない仲間を集めて「十字軍」を結成できる」

さらに、キャメル・ヤマモト著「コツコツ働いても年収300万、好きなことだけして年収1000万」では、こう述べられています。

「会社を支えながら「稼ぐ人」の5~6割がトップや人事部の関心が低いところに配置される「余る人」経験を持つ。そして「余る人」時代に自分で考えて動く自律型人材に変身していった

組織内で注目を浴びない部署にいる時こそ、自由に動いて仕事をコントロールできる機会なのです。

「斜陽」と呼ばれる部署に異動しても、腐らずに「成長のチャンス」ととらえて、新しいことに挑戦しましょう。

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