サラリーマンには、ビッグプロジェクトの責任者に任命されたり、大事な商談のプレゼンを担当することになったりと、大役を命じられる機会がしばしばあります。
そんな時、「うまくいかなかったらどうしよう」と、極度のプレッシャーを感じて、夜も寝られなくなるという人が少なからずいるのではないでしょうか?
そんなあなたに、出口治明著「ビジネスに効く最強の読書」から、心が軽くなる心構えを紹介します。
まず、失敗を怖れる人は、みんなが成功して自分だけが失敗するのでは、というあり得ない幻想を抱いています。
しかし、世界中でみんな世の中を良くしようと思って行動するけれど、ほとんど全員が失敗しているのです。それは毎日流れるニュースを見たら一目瞭然でしょう。
また、ユニクロのような一見大成功をしている企業でも、代表取締役会長兼社長の柳井正さんの著書の題名である「一生九敗」からも分かるように、成功の裏には数多くの失敗があるのです。
失敗が世の常であると分かっていれば、もっと気楽に行動できます。成功するかどうかは結果論にすぎません。
結果は自分ではコントロールできないものと割り切って、ベストを尽くすことに専念しましょう。
そうすれば雑念やストレスに悩まされずに、仕事に集中出来るようになります。