「あの人は仕事をテキパキと片付け、知識も豊富で、誰からも頼りにされている。私も、あの人のようになれたらいいな」
と、職場のエースに羨望のまなざしを注いでいるあなた。
あなたも心がけ次第で一流の人になれます。
大前研一著「ザ・プロフェッショナル」に、一流の人に共通する点が4つ紹介されています。
1.プロフェッショナルは、己の技量を、一生かけて 「磨き続けてしまう」。またそれを愉しんでいる。
2.知的好奇心が旺盛。
3.定年という概念がない。本人が好むと好まざるにかかわらず、その人の力を借りたいと申し出てくる人や組織が後を絶たない。のんびりしようにも、世間が許してくれない。
4.事実を前にして、相手の機嫌を損なうかも知れないと下手に遠慮したり、歪曲したりすることをしない。
一番最初の条件が重要だと思います。他の条件は、ここから派生的に身につくでしょう。
自分の技量を磨き続けようとすると、自然と知識欲が高まります。また、技術力が高くなると、人から求められるようになります。さらに、自信もつくから、人に遠慮することもなくなります。
また、この本には、「できる人」の共通点も紹介されています。
1.人生はリスクをとるものと達観している
2.人が見ていようが見ていまいが、給料が上がろうが上がるまいが、自分のやりたいことをやる
3.常にハングリーで、強い欲望や願望がある
一言で言えば、死ぬまで自分の可能性を試すことを優先するのです。
まとめれば、将来の目標を持ち、達成に向けて自分の技量を磨き続けることが、一流への道ということになります。
人生100年時代といわれている現在、長い人生を退屈せずに生きるための条件と言ってもいいでしょう。
あなたも、今持っている技量を棚卸して、一生磨き続けるものをピックアップしてみませんか?