仕事の成果の明暗を分ける、たった一つの心構え

「うちの課のAさんは、一目で分かる企画書を作るし、理解しやすいプレゼンをして、簡単に上層部の同意を得られている。他のすべての仕事もソツなくこなしている。いったいどうしたらAさんみたいになれるのかな?」

と、うらやましくおもっているあなた。

あなたも心構え一つでAさんみたいになれるのです。

岡本吏郎著「成功はどこからやってくるのか?」に、その秘密が語られています。

成功者の共通点は、ストイックな準備と気楽な実行力。失敗者はいい加減な準備と用心深い実行と、逆である。

Aさんの場合だと、企画書やプレゼンを作ることが決まった日から着手しています。

「この仕事の理想的な結果はどういう状態か?」と、ゴールをイメージし、「無事ゴールに着くには、締め切りまでにいくつの課題をクリアする必要があるか?」

などを考えて、情報集めや作業に黙々と邁進します。

そして、締め切り日の2~3日前には完成させて、最終チェックを行い、締め切りや本番当日には涼しい顔で企画を提出し、プレゼンを実施しています。

私の経験でも、十分な準備ができず、締め切りギリギリで間に合わせたプレゼンは、説明がしどろもどろになり、質問にもうまく答えられませんでした。

終わった時には汗びっしょりで、がっくりと肩を落とし、ひどい自己嫌悪に陥ったものです。

一方で、早くから着手し、リハーサルを行い、想定問答まで準備したプレゼンは、流暢な説明ができ、質問にも落ち着いて回答することができました。

プレゼンに限らず、仕事は段取りで8割決まります。

締め切り間際にしか仕事にスイッチが入らないというあなた。試しに仕事が入ったまさにその日に着手してみて下さい。

余裕を持ちながら、質の高い成果を生み出すことができますよ。

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