「上司から一週間後の会議でプレゼンをするように指示された。内容は新商品の企画提案。プレゼンをするのは生まれて初めてだから、納得してもらえる話ができるのか、不安だよ」
と戦々恐々としているあなた。
伝わるプレゼンをするために念頭に置くことは、たった一つだけです。
山田ズーニー著「あなたの話はなぜ通じないのか」で、次のように述べられています。
首脳陣が集まる会議でも、ここ一番のプレゼンテーションでも、自分が言いたいことと、それを裏付ける確かな根拠であれば、まずは通じる。論理で通じ合う大原則は、「意見」と「なぜ」である。
伝えたい結論と、その理由さえあれば、しっかりと通じるプレゼンになるのです。
ここで、「理由」の部分に使える強力な武器を紹介します。
大前研一氏は「考える技術」で、現場で集めた事実を突きつければ、相手も抵抗のしようがないと述べています。
また、和仁達也氏は「夢現力」の中で、問題点を写真に撮ると説得力があると述べています。
素材として現場の声を集め、現場の写真を持っていれば、聞き手に響くプレゼンをすることができるのです。
初めてのプレゼンで緊張しているあなた。以上のシンプルな前提を頭に入れて、資料作りに着手して下さい。
きっと本番で伝わる話ができるようになります。