「このところ仕事が忙しくて、残業と休日出勤続きだ。家族旅行を中止したら、皆残念そうな顔をしてたなあ。それに、睡眠時間も短くなってるから、毎日体がだるいなあ」
と、仕事モード全開で、少しお疲れ気味のあなた。
吉越浩一郎氏は、著書「革命社長」で、次のように仕事一辺倒の生活に注意を呼び掛けています。
家族と健康が第一、その次に仕事。つまり、仕事というのは人生の一部。
仕事はいつか終わるときがくる。
だから、仕事が終わってからの人生を楽しめるように準備しておくこと。
仕事が一時的に忙しいことも何度かあるでしょう。しかし、何年もその状態であるなら、仕事のやり方を見直す必要があります。
・仕事を他の人より抱え込み過ぎていないか?
・他の人に任せられる仕事はないか?
・もっと効率よく仕事を片付ける方法はないか?
などを検討してみて下さい。
それでも慢性的に忙しいのであれば、転職も視野に入れたほうがいいでしょう。
幸福感を感じるための一番の基礎は「健康」です。その次は「人とのつながり」、つまり家族との絆です。仕事での成功は、最後に来るものです。
仕事しか頭になく、ガムシャラに仕事に没頭し続け、いざ定年退職を迎えた時、それまで放りっぱなしにされた家族の心は修復できないほど離れ、長年の無理がたたって病気になってしまった、というのでは、のこり数十年の人生が不幸なものになってしまいます。
仕事は定時近くに終わるようにして、プライベートは家族と時間を過ごしたり、運動したりして、幸せな生涯を送る土台を築いておきましょう。