「親友のA君が青い顔で『相談に乗ってほしい』と言ってきた。私はこれまで人に悩みを打ち明けられることがなかったので、どうしたらA君を助けてあげられるか分からないよ」
と、とまどっているあなた。
星渉著「神トーク・『伝え方しだい』で人生は思い通り」に、超簡単に、悩んでいる人の頭の中のモヤモヤを晴らす方法が紹介されています。
その方法は、
悩んでいる人がいたら、悩んでいること、判断がつかないことを「紙に書かせる」ことです。
悩んでいることをとりあえず紙に書き出してみると、意外と「これだけのことか」と実感することができます。
さらに悩みを客観視することができるようになります。
ここで大事なことは、相手に悩みを書き出させたら、いきなりアドバイスをしてはいけないということです。
やるべきなのは、問題を解決する決断ができる材料を書き出すように促します。
そして、最後に「じゃあ、どうする?」と最終的な決断を後押しするための「質問をしてあげる」だけです。
あなたは頭をひねって解決法を探す必要はないのです。
いくらあなたがいい解決法を伝えても、相手には押し付けられた感があるので、進んで実行しようとする気持ちが弱くなります。
一方で、自分で思いついた解決法は、すぐに実行したくなります。
だから、あなたは相手が自分で問題解決する方法を見つける後押しをするだけでいいのです。
そうだと分かると、他人からのどんな相談事にも、ストレスなく対応できますね。
人から深刻な相談事を受ける機会は少ないと思いますが、覚えておけば、いざという時に役に立つでしょう。
是非、あなたのスキルの一つに加えて下さい。